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オフィス通路のパーテーションベンチへの植栽事例

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オフィス通路へのパーテーションベンチへの植栽事例

圧迫感を抑えながら視線を遮る、デザイン性の高い植栽パーテーション

背の高い植栽空間を仕切る、機能とデザインを両立したオフィスグリーン

今回ご紹介するのは、オフィスの通路に設置されたパーテーション一体型ベンチへの植栽事例です。
ベンチの背面に植栽枡が組み込まれており、その部分が”パーテーション”として機能しています。

空間をやわらかく分けながらも、圧迫感を与えずにプライバシーを確保したいというご要望でした。

”見せたくないけれど、重たくない”植栽構成

お客様からの「向こう側が透けないようにしてほしい」というリクエストに応え、
透け感の少ない植物を中心に構成しています。
ただし、葉が大きすぎる植物ばかりを配置すると、空間全体が重く見えてしまうため、
細い葉や小さな葉を組み合わせて、軽やかさと自然なリズム感を演出しました。

さらにバークチップを部分的に使用することで、すべてを植物で覆わずに
抜け感を持たせるデザインに仕上げています。
植物の密度をコントロールしながらも、見た目の豊かさと空気の流れを感じられる
バランスを重視しました。

高低差を活かしたインパクトあるグリーンデザイン

通路側から見た際に印象的なラインを描くよう、
背の高い植物をメインに配置。
ただし、背丈をあげすぎると圧迫感がでてしまうため、視線の高さや通行動線とのバランスを考慮して
高さを丁寧に調整しています。

また、単調にならないように高低差を付けたレイアウトとし、
植物同士か自然に重なり合うようにデザイン。
ベンチという人工的な造作家具の上でも、自然の流れを感じる植栽表現を意識しました。

アクセントカラーで印象を引き締める

全体がグリーン一色にならないよう、赤系のコルディリネや黄色系のクロトンをアクセントして配置しました。
見る角度によって色の印象が変わるため、通路を歩く人に変化と楽しさを与えます。
ビビットなカラーはオフィスの空間に活気や明るさをもたらす効果もあり、
スタッフの気持ちをリフレッシュさせる視覚的な要素も機能しています。

造作家具と一体化したスタイリッシュな印象

植栽はオーダーの造作家具に合わせて設置。
鉢を並べるのではなく、家具と一体化したグリーンデザインにすることで、
空間に統一感が生まれました。

オフィス全体のインテリアデザインとの調和を図りながら、機能性と美しさの両立を実現した事例です。

まとめ|オフィスの印象を左右する「通路のグリーン」


通路や動線上に設ける植栽は、ただの装飾ではなく、空間の印象を決定づける重要な要素です。
今回のようにパーテーションベンチに植栽を植え込むデザインは、
視線をコントロールしながら快適なオフィス環境を生み出します。

オフィス空間に合わせた観葉植物のレンタル。植栽デザインをお考えの方は、
是非一度、ご相談ください。
空間の目的や動線に合わせた、最適なグリーンスタイリングをご提案します。

著者情報

下田博美

【会社・プロフィール】
株式会社喜芳園 植物レンタルやフェイクグリーン販売事業を展開しており、社内に園芸装飾技能士(国家資格)、技能グランプリ厚生労働大臣賞受賞メンバーが在籍。株式会社喜芳園の取締役として、主に法人企業様向けにグリーンオフィスを提供しています。

【経歴】
航空会社勤務、秘書歴を経て、観葉植物販売店キトハを運営。インテリアショップの観葉植物コーナーも手がけ、贈答用からオフィス向けまで幅広く精通。「植物があるだけでオフィスの空気はガラッと変わる」ーーそんな想いを伝える情報を発信中です。

公式Instagram
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