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ガラス張りの会議室に、和の趣を添えるグリーンスタイリング 東京都

ガラス張りの会議室に、和のテイストを添えるグリーンスタイリング
ガラスで仕切った開放的なレイアウトが印象的な企業様より観葉植物レンタルのご依頼をいただきました。
今回は「ガラス張りの会議室に自然な目隠しを設けたい」というご要望からプロジェクトがスタートしました。
「会議のプライバシーを確保しつつも、空間の透明感やデザイン性は損ないたくない。」
そんなお客様の思いを形にする為、集合植栽によるグリーンスタイリングをご提案しました。
自然体でありながら洗練された印象を
ガラスには既に目隠し用のフィルムが貼られていましたが、それだけでは無機質な印象になりがちでした。
そこで、植物を「生きたデザイン要素」として取り入れ、視線を柔らかく遮るナチュラルな仕切りを演出。
使用したのは、屋内環境にも適したシュロチクやアラレアなど。
それぞれ異なる質感の葉が重なり合うことで、柔らかな陰影が生まれ、会議室に深みのある落ち着きをもたらします。
「和のテイスト」で整える上質な空間づくり
お客様からのご希望は、「日本庭園を思わせるような和の雰囲気」。
外資系企業様でありながら、国内のビジネスパートナーを迎える空間として
「日本らしさ」を大切にしたいという思いが込められていました。
そこで、和の要素をさりげなく取り入れた植栽構成をデザイン。
屋内にいながらも自然の気配を感じられる空間に仕上げました。
通路からの視線を遮り、快適な会議環境へ
通路を行きかう人の視線をやわらかく遮ることで、会議室内の集中環境が向上。
一方で完全に閉ざすことなく、透明感と開放感を保つことにより、
オフィス全体の一体感も損なわれません。
グリーンが視覚的な”やすらぎ”をもたらし、働く人にとっても、訪れる人にとっても
心地よい空間となりました。
まとめ|静かに効く。オフィスの為の戦略グリーン。
今回のように、観葉植物を単なる装飾ではなく、「空間デザイン」として取り入れることで、
プライバシー確保・心理的快適性・ブランドイメージの向上といった多面的な効果が得られます。
自然体で洗練された印象のオフィスづくりをお考えの方は、是非一度、ご相談ください。
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著者情報
下田博美
株式会社喜芳園 植物レンタルやフェイクグリーン販売事業を展開しており、社内に園芸装飾技能士(国家資格)、技能グランプリ厚生労働大臣賞受賞メンバーが在籍。株式会社喜芳園の取締役として、主に法人企業様向けにグリーンオフィスを提供しています。
【経歴】
航空会社勤務、秘書歴を経て、観葉植物販売店キトハを運営。インテリアショップの観葉植物コーナーも手がけ、贈答用からオフィス向けまで幅広く精通。「植物があるだけでオフィスの空気はガラッと変わる」ーーそんな想いを伝える情報を発信中です。
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