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オフィスグリーン導入の5つのメリットとは?オフィスグリーンの活用法も解説

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オフィスにグリーンを取り入れることで、業務環境に多くのポジティブな変化をもたらすことができます。近年、日本国内でも「オフィス グリーン」を導入する企業が増加傾向にあり、職場環境の改善や生産性向上に注目が集まっています。本記事では、オフィスグリーンの5つのメリットと、具体的な活用法を詳しく解説します。さらに、手間がかからないおすすめの観葉植物も紹介しますので、導入を検討する際の参考にしてください。

1. オフィスグリーン導入のメリット

オフィスグリーンは、空間を彩るだけでなく、従業員の健康や生産性向上、企業イメージの向上にも役立つ重要な存在です。以下では、具体的なメリットを5つに分けて詳しくご紹介します。オフィスの快適さを高めるヒントをぜひ参考にしてください。

1. 空気環境の改善

オフィスグリーンは空気の質を向上させる効果が期待されています。植物は二酸化炭素を吸収し酸素を供給するだけでなく、ホルムアルデヒドやトルエンなどの有害物質を吸着・分解します。NASAの研究でも、観葉植物が空気清浄に寄与することが証明されています。また、加湿効果もあり、乾燥が気になる冬場には特に重宝されます。健康面でのメリットに加え、空気の質が良くなることで、従業員が快適に過ごせる職場環境を整えることができるのです。

2. ストレスの軽減

オフィスでのストレスは、多くの従業員が抱える共通の課題です。観葉植物の緑にはリラックス効果があり、心理的な負担を軽減する効果が期待できます。視覚的な癒しに加え、植物が生きているという存在感が、自然とのつながりを感じさせるため、職場環境の硬さを和らげることが可能です。研究によると、植物がある空間では従業員の幸福度が上がり、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられることが示されています。

3. 生産性向上

観葉植物が持つ視覚的な刺激は、集中力やクリエイティビティを向上させると言われています。植物がもたらすリラックスした雰囲気が、従業員の心を落ち着かせ、作業効率を高めます。また、植物の配置が適切に行われているオフィスでは、社員間のコミュニケーションが活発になり、チームワークの向上にもつながります。実際に、植物がある職場では生産性が最大15%向上するという研究結果もあります。

4. 企業イメージの向上

エコ意識や持続可能性に注目が集まる昨今、オフィスグリーンの導入は、環境に配慮した企業としてのイメージ向上に寄与します。訪問者にとって、緑豊かなオフィスは快適で印象的な空間として記憶に残ります。特に観葉植物を巧みに活用したデザイン性の高いオフィスは、顧客や取引先の信頼を得やすくなります。さらに、採用活動においても、こうした取り組みは企業の魅力としてアピールできるでしょう。

5. エネルギー効率の改善

植物には遮熱効果や断熱効果があり、オフィス内の温度調整にも役立ちます。特に壁面緑化を採用した場合、夏場には室温が下がり、冬場には保温効果を発揮することで、空調コストの削減が可能です。例えば、観葉植物が直射日光を和らげる役割を果たし、室内温度を安定させるため、エネルギーの使用量を抑えることができます。環境への負荷軽減にもつながる点で、企業の持続可能な取り組みの一環としても注目されています。

2. オフィスグリーンの活用方法

オフィスグリーンは、空間の使い方次第でその効果をさらに引き出すことが可能です。鉢植え、吊り下げ、壁面緑化など、さまざまな設置方法があります。以下では、それぞれの活用方法を具体的に解説し、最適な選択肢を見つけるヒントをご紹介します。

1. 鉢植えをオフィスに置く

最も手軽に始められるオフィスグリーンの活用法として、鉢植えの設置が挙げられます。デスクや会議室の片隅に観葉植物を置くことで、オフィスの硬い雰囲気を和らげる効果があります。小型で管理が簡単なサンスベリアやパキラは、初心者にもおすすめです。また、植物の配置を工夫することで、スペースにアクセントを加え、働く人々にリフレッシュ感を提供できます。

2. 吊るして飾る

オフィスの空間を有効活用するために、吊るすタイプの観葉植物を取り入れる方法もあります。天井や壁から吊り下げることで、スペースを取らずに緑を楽しむことができます。ツルが垂れ下がって成長するポトスや軽量なエアープランツといった植物は、この方法に適しています。吊るす位置を工夫すれば、動線を妨げることなく視覚的なリフレッシュ効果を得ることが可能です。

3. 壁面緑化を行う

オフィスの壁に緑を取り入れる壁面緑化は、空間にインパクトを与える手法の一つです。壁をグリーンパネルで覆うことで、来訪者への印象を高めるとともに、働く社員の癒しの空間を提供します。また、壁面緑化には空気清浄効果や断熱効果もあり、職場環境を物理的にも快適にします。初期費用がかかるものの、その効果は長期間持続するため、投資価値のある手法といえるでしょう。

3. おすすめの観葉植物

1. パキラ

耐久性が高く、管理がしやすいパキラは、多くの企業に導入されています。その美しい葉と樹形は、空間をおしゃれに演出するためのアクセントにもなります。また、パキラは「金運アップ」の象徴としても知られており、オフィスの風水効果を期待して導入する企業もあります。

2. モンステラ

ユニークな葉の形状が特徴的なモンステラは、デザイン性を重視する企業に最適です。その葉が放つ影は、オフィス全体に独特の雰囲気を与えます。また、日陰でも育つため、太陽光が限られる場所にも適応します。

3. サンスベリア

空気清浄効果が高いサンスベリアは、乾燥や日照不足にも強く、メンテナンスの手間が少ないのが特徴です。形状もシャープで、モダンなオフィスデザインにぴったりです。また、病害虫にも強く、長期間にわたって安定した成長が期待できます。

まとめ

オフィスグリーンの導入は、現代の職場環境を改善するための効果的なアプローチです。空気環境の改善やストレスの軽減、生産性向上といった従業員に直接関わるメリットだけでなく、企業イメージの向上やエネルギー効率の改善といった長期的な価値も提供します。さらに、鉢植えや吊り下げ、壁面緑化などさまざまな活用方法があり、どのようなオフィス環境にも適応できます。おすすめの観葉植物としてパキラ、モンステラ、サンスベリアを挙げましたが、それ以外にも多くの選択肢が存在します。
オフィスグリーンを導入する際には、維持管理の負担や配置計画、費用対効果を十分に検討することが重要です。適切な計画と選定を行うことで、オフィスに緑を取り入れるだけでなく、社員が健康で快適に働ける空間を実現できます。緑あふれる職場を通じて、企業としての成長と持続可能性をさらに高めてみてはいかがでしょうか。

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